ぽえむるの部屋



灰皿の中で燃えている

貴方への手紙

あなたとの想い出が炎と一緒に

消えていきそう

ふとそんな気がした自分に驚いた

灯りを消した部屋の中は

まるであなたのよう

私の想いだけが煙となって

漂っています

もうすぐ炎も消えて

再び闇が訪れるでしょう


あなたに愛を告げる

勇気のない私

今日も一人手紙を書いては

燃やしています

気がついてください

私の気持ちを

貴方を思う心の炎を

もうすぐ私は

燃えかすになってしまいます

どうか

私の心の炎を消さないで下さい


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