いつも ケラケラ笑っている あなた
いつも 元気を振りまいてる あなた
でも 本当は 寂しがりやの 弱虫で
受話器の向こうの あなたの泣き声
「あなたの顔が見たくて」
「あなたの泣き顔にそっと触れたくて」
心はすぐ近くにいるのに 本当のあなたは 遥か遠く
「あなたの温もりを感じたい」
「あなたの指先に触れたい」
ただ それだけが 私の 小さな幸せ
いつか きっと会えるよ
あなたは いつもそう言って 私をなぐさめる
でも 今から飛んで行きたい あなたの下へ
「あなたの姿は蜃気楼」
「あなたに近づこうとしても逃げていく」
指の隙間から落ちていく砂のようなあなた
「あなたの笑顔が見たくて」
「あなたの困った顔を見たくて」
いつも 心に感じる 小さな幸せ
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