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日本史の反逆者 著:井沢元彦 角川文庫 |
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「壬申の乱」について書かれています。 「天智」「天武」は本当は兄弟だったのか? その辺が「壬申の乱」の本当の理由なんでしょう。 この作品も「井沢氏」の独特の解釈で歴史に迫ります。 乱以前の人間関係を調べると見えてくることが沢山あります。 「天智天皇」とはどんな政治を目指したのでしょう。 そして「大海人皇子」は何を感じたのでしょう。 「大海人王子」の正体は一体? |
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忠臣蔵「元禄十五年の反逆」 著:井沢元彦 新潮文庫 | ||
井沢氏独特の解釈で「忠臣蔵」を書いています。 ただ単に藩主の恨みを晴らす為ではなく「本当」の目的は・・。 殿中での抜刀は当然切腹です。 では何故討ち入りを決意したのか? 「吉良上野介」は本当に悪い人なのか? 時代背景を知ることが歴史の本質に迫ることです。 |
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闇の法隆寺 著:中津文彦 光文社文庫 | ||
私が好きな作家の一人です。 「法隆寺の謎」・「聖徳太子の謎」と殺人事件を上手く絡ませた作品だと思います。 「法隆寺」には7不思議と呼ばれる謎があります。 その歴史的考察が充分に表現され、又現在の事件と主人公の中畑と美代子のロマンスもあってなかなか面白い作品です。 有名な2時間ドラマの原作者みたいにちょっとタイトルに歴史を入れて誤魔化すのではなく「歴史」「ミステリー」をしっかりと書いている本格派の「歴史ミステリー」です。 私のお勧めの一冊です。 |
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古代の終焉 著:松本清張 講談社文庫 | ||
ご存知「松本清張氏」の清張通史6です。 氏は独自の発想で「邪馬台国」の比定など後人に多大なる影響を与えています。 氏も歴史学者ではないので学会では当然評価はされていませんが説得力のある説には一考の価値ありです。 この作品は天平時代を中心に書かれています。 |
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空白の世紀 著:松本清張 講談社文庫 | ||
ご存知「松本清張氏」の清張通史2です。 氏は独自の発想で「邪馬台国」の比定など後人に多大なる影響を与えています。 氏も歴史学者ではないので学会では当然評価はされていませんが説得力のある説には一考の価値ありです。 この作品は空白の世紀と言われている四世紀にスポットを当て彼独自の説をを展開しています。 |
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